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  • 1,080pのフルHDモニタ→1,440pのWQHDに買い替えてみたら最高だった!
13 Jun, 2022

1,080pのフルHDモニタ→1,440pのWQHDに買い替えてみたら最高だった!

これはいますぐやるべき最高のアップグレード!

パソコン本体を買い替えてよりパワフルな環境を整えるのは、最も簡単に思いつくワークスペースやエンターテインメント空間の刷新方法ですけど、意外と見過ごされがちなのはディスプレイのアップグレードでは? このほど米Gizmodo編集部のTom McKay記者は、1,080pのフルHDモニタから、1,440pのWQHDモニタへと環境を移行してみたのですが、これが思いのほかよかったようです。


PCを買い替えるにあたっては、ボクは周囲より数年遅れているタイプです。最新かつ最強スペックのものを買ったことはありません。むしろこれまでずっと型落ちや中古のもの、バーゲンセール中のパーツをそろえるようにしてきました。それがCPUであれ、RAMやグラフィックスカード、スピーカーやディスプレイなどの周辺機器であれね。

たとえば、ボクのPCのサウンドシステムは、2012年製のSamsung(サムスン)のBlu-Rayプレイヤーとスピーカーのセットです。ドライバのインストールにはかなり手こずりましたけど。ゲーミングマウスにはオンラインオークションで落としてきた中古品を使っていますし、HDDも2013年までさかのぼるような代物を使っています。そしてほんの先週までは、メインのモニタでさえほぼ10年前にスタンダードになっていた解像度のものにすぎませんでした。

でも、ついに1,920×1,080ピクセルの解像度のモニタには別れを告げ、Dell(デル)の32インチの「SG3220DGF」という型番で、2,560×1,440ピクセルという解像度のモニタが、ちょうどセールだったので購入したんです。ここではDell製のモニタということには、あまり触れないでおきます。もちろんDellの製品が悪いというわけではりません。それよりも今回強調したいのは、これまで何年も仕事や遊びに1,080pのフルHDモニタを使ってきたという方がいれば、声を大にして今こそ移行のタイミングですと伝えたくなりました。きっと1,080pこそがベストの選択肢で、軽く7万円超のグラフィックスカードを買ってしまう一部のゲーマーくらいがもっと高い解像度のものを使えばいいのでは? そうボクのように感じているかもしれませんが、悔しいけど負けを認めざるを得ません。もはや1,080pでは、メインのモニタ環境を整えられないことに気づかされました。

フルHDモニタをイチオシしていた理由

これまでのボクのモニタ環境の変遷をたどっておきましょう。

まずは1,680×1,050ピクセルという低解像度のモニタが2台ありました。2009年に購入したAcer製の「X193W+BD」というモニタは今も使用中です。一方、確か2007年から2011年のどこかでちょうどフロリダの寮に住んでいたとき、捨てられているのを見つけて使ったDell製のモニタは、2018年に引越しの最中に壊してしまうまで健在でした。

2018年7月に、24インチの1,080pゲーミングモニタとしてAcerの「GN246HL」を購入。ただそれでは飽き足らず、すぐ2018年9月に、32インチサイズの1080pモニタとして144Hzのリフレッシュレートを有するViotekの「GN32C」を購入しました。

1,080pのフルHDモニタ→1,440pのWQHDに買い替えてみたら最高だった!

これはつまり、2007年から2018年まで、ほぼ10年ほどモニタは買い替えることなく、ようやっと2018年にフルHDモニタへ移行したということを意味しています。ついに購入した32インチの大画面ディスプレイでも、その解像度は69ppi。ほんの最近まで、古い3台のモニタで満足していたというわけですね。

でも、これにはそれなりの理由があるんです。1,080pの解像度こそが最も優れているとボクは確信していましたから。毎日の仕事にこれより高い解像度のものなんて必要ではありませんでした。同時に1,080pモニタであれば、そこそこのハードウェア環境で最大のフレームレート設定にしておくとゲームには困りません。2018年までは60-75Hzのリフレッシュレートの古いモニタであっても、フレームレートの限界に達することはなかったというレベルでもありました。2018年9月になってから、ようやっと32インチのViotek製のフルHDモニタを購入するだなんて、多くのゲーマーからするとなんとも時代遅れな買い物だったんでしょうけど、ボクにとっては最高の宝物でしたよ。

ところでボクだけが極端に時代に逆行しているというわけでもありません。ごくごく一般的なPCゲーマーが、実際のところはどの程度のスペックのハードウェアを使いこなしているのか? ここ数年のレビューから判明してくるのは、理想と現実のズレでしょう。平均的なコンシューマーは、メーカーが新製品を出してくるとすぐに買い替えてくれるなんてことはないのです。どちらかというと数世代待ってから購入するというのが、よほどリッチなユーザーでなければ典型的だったりしますね。

Steam Hardware Surveyの調査で判明したのは、3分の2を上回る67.29%のユーザーが、今年2月の時点でもメインのモニタ環境として1,080pを利用中。42%のユーザーはいまだにNvidiaの第10世代のビデオカードしか使っておらず、57.5%のユーザーのCPUコア数はいまでも4コア以下に過ぎません。

1,440pに移行して目が醒めました!

ところが、一度1,440pのWQHDモニタへとメインの環境を移行してわかったのは、もはや1,080pのフルHDモニタへは戻れないということです。どうしてこれまで1,080pにばかりこだわり続けていたのかな…?

実は使ってみるまでは、1,080pの32インチディスプレイと、同じ32インチディスプレイでも1,440pにアップするのとでは、たいした違いなんてないと考えていました。最初は1,440pの画面に映るフォントサイズは小さく慣れるのに時間がかかりましたが、いざ慣れてくると実は目に良いのは1,440pのほうかなと思えてきます。なんといっても1,440pでは、1080pの1.8倍ほど表示される情報量が異なりますからね。これは思った以上にゲームプレイで威力を発揮する差でした。

一方、ハードウェアにかかる負担という意味では、4Kモニタでゲームプレイを楽しもうとするほどには大変ではありません。もしグラフィックスカードに5万円も6万円もかけられないと感じるなら、4Kモニタなんて選択肢にはしないほうがいいでしょう。でも、1,440pの解像度で快適にゲームを楽しもうとすることは、中程度のハードウェアで十分可能になります。もし今1,080pの環境で十二分にゲームが楽しめているなら、わざわざPCをアップグレードせずとも良いのでは?

一方、もしPCのハードウェア性能が追いついていないのに4Kモニタを使うとなれば、解像度を落として表示させることになりかねませんけど、それならば素直に1,440pモニタで表示させておくほうがよほどいいでしょうね。逆に1,080pを使い続けるとなると、最近のゲームは複雑化しているので、NvidiaのDynamic Super Resolution(DSR)やAMDのVirtual Super Resolution(VSR)といったレンダリング技術でも導入していない限り、エッジがギザギザの表示が目立つようになってくるでしょう。

ほかにも今回のモニタの買い替えでよかったことがあります。もし1,080pのモニタを使っているなら、実際の解像度より描画性能が劣りがちなTN方式やIPS方式のパネルが採用されていることでしょう。ところが1,440pモニタになると、ここ数年で一般的な値段のモデルでもVA方式のパネルが普通に採用されるようになりました。輝度、コントラスト、色彩のどれをとっても、非常に明るく美しい画面になっており、バックライトが漏れてくる問題もありません。たとえば、これまで使っていた、32インチのViotek製の1,080pモニタで、真っ暗な部屋で「Stalker: Anomaly」のゲームなんてプレイしようものなら、スクリーントップの隙間からバックライトの光が漏れてきて、まるで霧でもかかった空を眺めるような気分になったものです。もちろん新しいDell製のモニタになったら、まったくバックライトの漏れがないのかといわれるとそれは個人差もあるでしょうけど、ボクには格段の差でなくなってしまったように思えましたね。

今こそ1,440pの環境へ移行すべき

ボクは今回、380ドル(約4万1400円)でDellのモニタを買いました。割と高かったかなとは感じています。ほとんどの1,440pモニタなら、この値段以下で買えるはずです。RTings.comの今冬モデルのカタログには、日本円にして3万円台となる300ドル程度のものがたくさん並んでいました。もっと安いモデルを選んでも、これまで2015年くらいに発売された1,080pモニタを使っていましたというユーザーなら、ずいぶん良くなったものだなと感動できるはず。中古やリファービッシュモデルでも、今なら1,440pモニタはかなり普及してきているので、なかなか良いものが見つかると思いますよ。

ボクは物を捨てられないタイプです。古いハードウェアを捨てたり売り飛ばしたりできない性分なので、つまりはこれまでの3台の古いモニタもすべて手元に残っています。もしグラフィックスカードのポート数の問題さえなければ、クアッドモニタ環境が揃うことになりそう。そこまで極端なケースは稀でも、きっと今の1,080pモニタは残しておいて、購入した1,440pモニタをメイン環境に据えつつ、快適なマルチスクリーンのデスクトップ環境を構築できると思いますよ!

1,080pモニタは、決して今でも時代遅れではありませんし、まだまだ使えます。これまで10年以上、1,080pで十分と思わせてくれる性能を誇り、まだしばらくはそうでしょう。1080pが使いものにならないから、すぐにでも買い替えなければならないなんてことはないはず。ただし、これから買い替えが必要になったら、もう1,080pのモニタなんて再び購入してはいけません。ボクはすっかり考えを改めました。時代は1,440pになっているのです。

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